【大学野球】京大が同校初の開幕2連勝&単独首位 関大に連勝で3季ぶり勝ち点に近田監督「想像以上の結果」
◆関西学生野球春季リーグ戦 ▽第1節2回戦 京大3―1関大(7日・わかさスタジアム京都) 京大が関大に2連勝し、22年秋の近大戦以来、3季ぶりに勝ち点を獲得した。関西学生野球連盟によれば、京大がシーズン開幕から連勝するのは、1982年の新リーグ発足後では初めて。単独首位も初となった。1回戦から連勝して勝ち点を挙げるのは、19年秋の同大戦以来。関大から勝ち点を奪うのは22年春の開幕節以来となった。元ソフトバンク投手の近田怜王監督は「出来過ぎかなというのが全て」と大興奮。2試合で1失点に抑えた投手陣に「想像以上の結果」と、褒めたたえた。 京大は2回、松本径一郎捕手(2年)の適時二塁打で先制。4回は代打・小城翔太(4年)の左前適時打で加点した。9回は代打・岡本佳大(3年)の左前適時打で1点を加えた。玉越太陽(2年)と西宇陽(4年)、宮島知希(3年)、中野翔貴(3年)の継投で逃げ切った。先発で3回を無失点に抑えた医学部の玉越は「連勝すると思っていなかった」と、他人事のように快挙を受け止めた。 今季は目標をリーグ優勝から全国1勝に上方修正した。全日本大学選手権初出場へ、快進撃を続ける。
報知新聞社