石井杏奈が最初で最後のスタイルブック!「全部詰め込んだ」「満足のいくものができた」
俳優の石井杏奈が自身初のスタイルブック『AN(エーエヌ)』(宝島社)を発売、10月24日、都内で刊行を記念したイベントを開催した。石井はイベント前に取材に対応し、人生で最初で最後だというスタイルブックをPRした。 発売を迎えたことについて聞かれると、石井は「感慨深いです」と充実した笑顔。「20代のうちに、自分が生きた証、これからの糧になるような今までの経験とかを全て詰め込んだ本を 1 冊作りたいっていう話をしていました。いろんな方の協力のもとで、プライベートのことも仕事のことも全て詰め込んだ一冊が出来上がりました。感慨深いです」 スタイルブックの出版が決まった時から「今まで見せてこなかった部分の表情も撮りたい」という願望を伝えてきたといい、中にはランジェリー姿など引き締まった身体を見せたカットも。「(願望を伝えた)その時から撮影にかけてジムで筋トレをしたり、食事制限したりして、自分の中ではすごく満足のいくカットになりました」と胸を張った。 私服のスナップ、スキンケアやメイク、そのアイテムなどを惜しげもなくシェア。もちろん、石井のさまざまな表情を捉えた写真も掲載している。 お気に入りの1枚を聞かれると、兄、妹、弟と一緒に撮影した4きょうだいでのカットだという。 「昨年弟が二十歳を超えて全員成人しました。それぞれ目標や夢は全然違うんですけど、それぞれがいろんな道を歩いていく中で、4人で写真を撮りたいなって思っていて、一番最初に提案した企画でした。兄がクールなので断られるかなと思ったんですけど、いいよって受け入れてくれたのが意外でうれしかったです」と、微笑んだ。 その上で見どころや読みどころを聞くと「全部」だという。「着飾ったりとかメイクしたりして容姿をしっかりしてお仕事に行くことが多いので、そういう意味では、表現者としての表現の仕方の違いがこの中に詰まっているなって思います。それと、自分の言葉を書きたいと全てこだわって言葉も書かせてもらったので、なんかそこも一つ見どころになるのかなと思います」と、話した。 「自分も夢を追う人間の一人なので、壁だったり崖だったり、いろんなこと経験してきた上で感じたことを詰めた」と、本人。「作るにあたって、自分がスタイルブックを読むときに意識していることを反映しました。このお洋服参考にしたいなとか、こういう美容法を参考にしたいなとか、こういうメイク参考にしたいなとか、少しでも自分のプラスになるものを取り入れたいなって。自分よがりではなく、ファンの方、購入してくださった方の人生が豊かになるような一冊になったらいいなという思いを込めて作ったので、それが届けばいいな」と語った。 ■最初で最後?「100万部売れたら……考える」 スタイルブックを出すのは「最初で最後」とアピールしてきた。取材では「本当に最後なのか」と食い下がる取材陣もチラホラ。 「2冊目は考えていないですし、最初で最後と断言します。全部を詰め込んだので! もう1回作るとなっても同じものができると思うし、満足のいくものができたので。自分の人生でスタイルブックっていう本を発売するのは最後かなと思います」 そうきっぱり言い切る石井だったが、「100万部売れても?」と質問が重ねられると、「100万部売れたら考えます」。そして「……って言いたいところなんですけど、本当に最後です」と強調していた。