“プレステ禁止騒動”のスカマッカ、イタリア代表が求めるFWに!伊紙が絶賛「失望を正しい方向へ」
■プレステ批判をバネに急成長
そんなスカマッカの変化について、スパレッティも称賛していた模様。同紙はイタリア代表指揮官が数日前に合宿先のコヴェルチャーノで語った言葉を伝えている。 「私の批判のおかげで花開いたって? 毎日取り組みを行って、異なるものを作り上げた(アタランタのジャン・ピエロ)ガスペリーニのおかげだよ。私は献身さや努力などを求めていて、いくつか気に入らないところがあったので、3月に彼を外した。だが、今は成長がみられる。パフォーマンスを示し、ゴールを挙げて継続性を示している。彼は頑丈な体格に加えて、スピード、テクニック、ゴールを持っていて、ほぼ全てを兼ね備えている選手なんだ。欠点と言ったら、少し怠け者なところだろう。怠け癖を少しだけ直さなければならない」 ボスニア戦では相手GKの好セーブによりゴールは決まらなかったが、イタリア紙は「スカマッカの試合は“完全”だった」と指摘。「アッズーリの選手の中で最も多くの枠内シュートを放ち、パスミスはわずか2回、見事なスルーパスも2回見せた」と賛辞を贈っている。見出しにも「プレイステーションの批判は称賛に……こうしてスパレッティはアッズーリでスカマッカに“火をつけた”」などと綴り、EURO開幕へ向けてイタリア代表のエースに名乗りを上げたスカマッカに期待を寄せた。