ふるさと納税事業巡る神埼市官製談合事件 内川修治前市長ら、5月20日に初公判 佐賀地裁
神埼市のふるさと納税事業を巡る事件で官製談合防止法違反(入札妨害)などの罪で起訴された前市長の内川修治被告(71)と公競売入札妨害の罪で起訴された業者側の代表取締役の島由美子被告(62)ついて、佐賀地裁は初公判の期日を5月20日に指定した。 起訴状によると、2023年1月に公募したふるさと納税PR強化事業の業務委託先を選定するプロポーザルに関し、内川被告は島被告に秘密事項である他の参加事業者の提案書を提供したり、審査の評価委員を教えたりしたとされる。 佐賀県警が2月13日に内川被告らを逮捕し、佐賀地検が3月5日に起訴していた。内川被告は事件を受けて3月15日に市長を辞職していて、市長選が4月21日告示、28日投開票の日程で行われる。(中島幸毅)
中島幸毅