全国的に記録的な猛暑となった今年、その影響が今も続いています。食卓には欠かせない野菜の価格が高騰して家計を直撃しています。 宇都宮市内にあるスーパーの野菜売り場です。スーパーの「オータニ」によりますと野菜のなかでも、サラダやスープなど多くの料理で使われるキャベツやレタスといった葉物野菜は例年に比べておよそ２倍の高値になっているといいます。 ことしの夏は、全国的に記録的な猛暑が続いたことや大雨によって野菜の生育に大きな影響が出たということです。さらに再来年度から新たに「指定野菜」に追加されるブロッコリーも高騰しています。店側も少しでも手の届きやすい価格で提供しようとカット野菜や価格の影響を受けにくい冷凍野菜を勧めるなど工夫を凝らしています。 １２月に入れば気温の低下とともにキャベツの高値は徐々に落ち着いてくるとみられています。