阪神が先制! 勝負手不発のあと近本光司が適時打 5回無失点の村上頌樹に3勝目の権利
(日本生命セ・パ交流戦、阪神-日本ハム、3回戦、18日、甲子園)阪神は五回、近本光司外野手(29)の適時打で先制した。 【写真】仲よくかき氷を食べる阪神・村上頌樹と才木浩人 勝負手連発の末に試合を動かした。先頭の前川が四球で出塁し、暴投で二塁へ。森下が中前打で無死一、三塁とチャンスを作った。この日の2打席目を迎えた梅野は初球にセーフティースクイズを敢行。当たりは投手の正面に転がり、飛び出した前川が三本間でアウトになった。 小幡が四球を選んで満塁となり、ここで新庄監督はプロ初先発で無失点のD1位・細野(東洋大)の交代を決断。今季初登板の左腕・宮西がマウンドに上がると、岡田監督は5回無失点の村上頌樹投手(25)に代えて代打・原口を起用した。原口は右翼フェンス際への邪飛に倒れ、三塁走者の森下もタッチアップを切れなかった。 2死満塁となって近本が打席へ。宮西の144キロ直球を捉え、打球は二遊間を破って中前へ。1点を先制する適時打で、降板した村上に3勝目の権利をもたらした。