ノロウイルスなど感染性胃腸炎に注意、これからが流行シーズン ── 府が注意よびかけ
大阪府は、9月29日から10月5日にかけての府内の感染性胃腸炎の発生状況をまとめた。府では「感染性胃腸炎は一年を通して発生するが、特に秋から冬にかけて流行する」と手洗いの徹底など注意を呼びかけている。 府のまとめによると、感染症の発生は、毎年、40週である9月29日から10月5日を過ぎたあたりから急増する。感染症の発生状況を把握するため、人口分布などから無作為に選んだ200の定点医療機関から報告を受けているが、同期間の患者報告数は815人で、前の週の734人と較べて11%増えている。 感染性胃腸炎は、ノロウイルスやロタウイルスなどの病原体が引き起こす、おう吐や下痢などの症状。食事の前やトイレのあとには、石けんを使って手を洗う、食品は中まで加熱する、調理器具は使用後に洗浄・殺菌するなどして予防する。