そのバトンを託したとする前教育長の松浦加代子さんが、出馬会見を行いました。 前教育長の松浦加代子さん（６１）は、湖南市内の自宅で会見を開き、市長選挙への出馬の意向を表明しました。松浦さんは、生田市長から出馬要請があったことを明らかにし、次のように述べました。「市長が命懸けで市政を担ってきた思いを隣で感じていて、非常に重い後継指名を頂いた。心の中で笑えない市民もいる。そういった方がちょっとでも、くすっと笑えるような雰囲気の湖南市にしたい」。松浦さんは、発達支援に携わる人材の増員などに取り組みたいとしました。 松浦さんは、湖南市出身。小学校教諭として勤務し、湖南市教育委員会の学校教育課長などを経て、２０２０年１２月から湖南市の教育長を務め、８日付で辞職しています。このほか、湖南市長選挙には、元湖南市議会議員の藤川みゆきさん（５０）と、前湖南市長の谷畑英吾さん（５８）がすでに出馬を表明しています。 湖南市長選は、今月２０日（日）告示、２７日に投開票されます。