チョルノービリ原発事故の収束作業員になるゲーム『Chornobyl Liquidators』が6月6日に配信へ
チョルノービリ原発事故の収束作業員になるゲーム『Chornobyl Liquidators』の配信日を告げるトレーラーが公開された。本作は2024年6月6日にPCで配信される。Steamのストアページでは日本語字幕対応のチェックマークがある。 「Chornobyl Liquidators」画像・動画ギャラリー 『Chornobyl Liquidators』はチョルノービリ原発事故をテーマに、事故の収束作業員になるゲームだ。タイトルの「リクビダートル」とは1986年の原発事故発生から実際に招集された作業員のこと。産経新聞の記事によると、リクビダートルは約80万人いたという。本作は原発事故をテーマにしたファンタジーではなく、現実の脅威に直面した人々の物語を描いているそうだ。 ストアページによると、プレイヤーは消防士、指揮官の役割もあるらしい。ゲームは一人称視点で進行し、線量の測定、防護服を着ての調査といった仕事をこなしていくようだ。トレーラーにもあるように、消火装置の使用や化学防護装置を使用するときもある。 トレーラーではカギや壊れてしまったドアをなんとかこじ開けている場面やダクトを通っている場面があり、仕事は一筋縄ではいかなそうだ。薬を飲んでいる場面や注射をしている場面もあり、最後には被ばくの影響かプレイヤーが倒れてしまっている。パラメーターを管理しつつ、仕事をこなしていくゲームになっていそうだ。ストアページからすると、KGBに抵抗するか、彼らの意志に従うかといったモラルを問う選択もあるらしい。 本作を開発するのはポーランドのLive Motion GamesとFrozen Wayだ。Live Motion Gamesは、家を建てる『Builder Simulator』やパン職人になる『Bakery Simulator』といったゲームを過去にリリースしている。『Chornobyl Liquidators』もシミュレーター系のゲームになっていることが想像できるだろう。実際、本作の開発中のタイトルは『Chernobyl Liquidators Simulator』だったようだ(2019年に公開されたティザー映像参照)。
重田雄一
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