櫓を繰る姿、まさに水軍 今治・宮窪でレース大会 49チームが速さ競う(愛媛)
戦国時代に瀬戸内海で活躍した村上海賊(村上水軍)にちなんだ「第29回水軍レース大会」(実行委員会主催)が28日、今治市宮窪町宮窪の村上海賊ミュージアム前の海上であり、49チーム612人が速さを競った。 村上海賊が用いた「小早船(こばやぶね)」を再現した小型和船に、櫓(ろ)を繰るこぎ手ら12人が乗り込み、ドラの合図で一斉にスタート。200メートル先のゴールを目指した。海面を滑るように進む一方、右へ左へと方向の定まらないチームもあり、応援席では歓声とどよめきが交錯した。
愛媛新聞社