元世界6位ベレッティーニ 3年連続で全仏OP欠場「5セットを戦う準備ができてない」<男子テニス>
全仏オープン
男子テニスで元世界ランク6位のM・ベレッティーニ(イタリア)は23日にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新。26日に本戦が開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を欠場することを明かした。 【望月 慎太郎vsバグニス 1ポイント速報】 28歳で元世界ランク6位のベレッティーニは度重なる負傷に悩まされていたが、今年3月に約7ヵ月ぶりに復帰。復帰戦となったアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/フェニックス、ハード、ATPチャレンジャー)ではいきなり準優勝を果すなど元トップ10の強さを見せた。 そして4月のハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)では2022年6月のシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)以来となるツアー8勝目をあげ完全復活を成し遂げた。 しかし、今回インスタグラムを更新したベレッティーニは「よりハイレベルで練習しているにも関わらず、チームも僕も5セットマッチを何度も続けて戦う準備がまだできていないと感じている。芝での復帰を待ちたい。引き続き応援をお願いします。もう少しだけ時間が必要だと思う」とし、5セットマッチを戦う準備ができていないことを明かし欠場を表明した。 なお、ベレッティーニが全仏オープンを欠場するのは2022年・2023年と続き3年連続に。最後に出場した2021年は最高成績となる8強入りを果たしている。
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