【写真：Getty Images】

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第3節、バルセロナ対バイエルン・ミュンヘンの試合が現地時間23日に行われた。試合はバルセロナが4-1で勝利している。米スポーツメディア『ESPN』は、ハットトリックの大活躍で試合の主役となったバルセロナFWハフィーニャのコメントを伝えていた。　 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール！ 　バルセロナは、欧州CLの舞台でバイエルン相手に6連敗中。最後の勝利は14-15シーズンまで遡り、その後続いた敗北の中には2-8（19-20シーズン）というクラブ史に残る惨劇もあった。 　苦手とするドイツの名門チームをホームに迎えたバルセロナは、試合開始してからすぐにハフィーニャが先制点を奪う。その後、バイエルンも攻勢を強め、17分にFWハリー・ケインが同点弾を奪うも、36分にFWロベルト・レヴァンドフスキが古巣相手に勝ち越し弾を決めた。さらに45分、56分とハフィーニャがゴールを奪いハットトリックを達成する。バイエルンは60分に4枚替えで試合の流れを変えようとするもゴールが遠く、4-1でバルセロナが天敵相手に勝利を飾った。 　この日ハットトリックを記録したハフィーニャは、「ファンにとって復讐になったと思う」と、この試合が2-8で敗れた屈辱の大敗のリベンジになったことを指摘。「我々選手は過去を振り返らない。次の試合に集中する。だが、私もファンとしてあの試合で苦しんだ」と、大敗した当時はクラブに在籍していなかったものの、1ファンとして悔しい敗戦であったことを振り返っていた。 　そして、「クラブでの100試合目でハットトリックを決めることができ、素晴らしい特別な夜だった。パフォーマンスと試合の展開にとても満足している」と述べた上で、「チームとして、我々は本当に良いプレーをした。それが私にとって最も重要なことだ。チャンピオンズリーグで2勝目を挙げたことは重要だ」と、バイエルン相手に欧州CLの舞台で勝利した重要性を強調している。