「初回はまんまと騙されて」高級弁当5個が被害 東京・日本橋の老舗が訴え「許しません」
業界団体も口々に「そのような被害は初めて聞きました」
こうした「詐欺」行為に対して、店では、「一生懸命作った商品を騙し取ろうとすること、販売スタッフに対して理不尽なものの言い方で騙そうとする行為は許しません」と憤っていた。 店の投稿には、2万件以上の「いいね」が集まっており、様々な声が寄せられている。 「接客の仕事をやったことある者として許せません」「レシート持参でなければ購入証明にもならないので拒否でいい」といった声のほか、「昔から良くある手口ですね」「まずレジを確認した方がよいですよ」との指摘もあった。 弁当店なども加入している日本惣菜協会の担当者は6月18日、J-CASTニュースの取材に対し、「会員からは、そんなお話は出ておらず、初めて聞きました」と明かした。 「弁当に髪の毛が入っていた、といったクレームはよくあります。スーパーやコンビニなどでも、弁当などを何個売ったかは記録があり、全部確認できます。消費期限などの表示間違いも、遡って調べることができます。店員が慌てて対応してしまうケースは考えられますが、具体的に調べさえすれば、被害は出にくいのではないかと思っています」 デパートでつくる日本百貨店協会も同日、取材に対し、「そのような被害のお話は、全然聞いたことはありません」と答えた。 (J-CASTニュース編集部 野口博之)