マツカサウオ神秘的 富山県の魚津水族館で発光実験
富山県魚津市の魚津水族館(魚津市三ケ)は15日、「マツカサウオの発光実験」を行った。参加者は青白く光る神秘的な様子を興味深く観察した。 マツカサウオは全身が黄色く、大きなうろこで覆われているのが特徴。体長約15センチで富山湾にも生息している。1914年8月13日に同館が世界で初めて発光魚であることを発見。停電した館内を巡回していた職員が水槽内でマツカサウオが光っているのに気付いたという。 顎下に発光器があり、そこで共生させている発光バクテリアが光っていることを飼育員が説明。真っ暗にした室内でマツカサウオがほんのりと青白い光を放つと「キラキラしてる」「ホタルみたい」と歓声が上がった。