元世界1位お母さん対決 ウォズニアッキが制し8強、歴代最多タイの記録も達成<女子テニス>
BNPパリバ・オープン
女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は12日にシングルス4回戦が行われ、元世界ランク1位のC・ウォズニアッキ(デンマーク)が同じく元世界ランク1位のA・ケルバー(ドイツ)を6-4, 6-2のストレートで下し、2017年以来7年ぶり6度目のベスト8進出を果たした。 【シフィオンテク、サバレンカらBNPパリバOP組合せ】 33歳でニ児の母であるウォズニアッキは出産を経て昨年現役に復帰。同大会では過去1度の優勝と2度の準優勝を誇っている。 一方、4回戦で対戦することとなった36歳のケルバーも昨年2月に第一子を出産。今年1月に復帰した。 元世界ランク1位の両選手が母親になってから対戦するのは今回が初。過去には15度対戦しており、ケルバーの8勝7敗でこの一戦を迎えた。 この日の4回戦、ウォズニアッキはファーストサービス時に69パーセントの確率でポイントを獲得しケルバーのブレークを2度に抑えると、リターンゲームではこれを上回る5度のブレークに成功し、1時間29分で8強入りを決めた。 また、ウォズニアッキはWTA1000が創設された2009年以降、同グレードのハードコート大会でA・ラドワンスカ(ポーランド)に並ぶ歴代最多タイの156勝目を記録した。 勝利したウォズニアッキは準々決勝で第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは4回戦で世界ランク79位のY・プチンセワ(カザフスタン)を6-1, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
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