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　来年４月に開幕する大阪・関西万博の目玉とされる「空飛ぶクルマ」について、運行事業者の１つが客を乗せない「デモフライト」に方針転換すると発表したことを受け、横山大阪市長は「デモフライトでも十分未来の移動を感じられる」と述べました。 「空飛ぶクルマ」は万博の目玉とされていて、来年の万博で客を乗せて飛行する「商用運行」を目指し、４つの事業者が運行を担います。 　しかし、事業者の１つであるスカイドライブは１４日、万博では客を乗せずに運行する「デモフライト」に方針転換することを発表しました。「開発計画を精査した結果」だと説明しています。 　「デモフライト」に切り替えたのは、丸紅に続き２社目です。 　この発表について横山英幸大阪市長は１７日、「非常に残念に思いますけれども、クルマが飛べないわけではない。デモフライトでも十分、未来の移動を感じていただける」と述べました。 　「空飛ぶクルマ」の運行を担う４事業者のうち、残り２社のＡＮＡとＪＡＬは予定通り、万博での商用運行を目指すとしています。