「ホテルグリーンプラザ白馬」の元運営会社、奥白馬高原開発(東京)が特別清算
当社が運営していたホテルは別会社が運営を継続している
奥白馬高原開発(株)(資本金1000万円、東京都中央区日本橋堀留町1-8-12、代表清算人岩本孝氏)は、12月21日に東京地裁より特別清算開始命令を受けた。 当社は、1970年(昭和45年)10月に設立され、長野県北安曇郡にある「ホテルグリーンプラザ白馬」を主体としたリゾート施設の運営を行っていた。「ホテルグリーンプラザ白馬」は大自然に囲まれた高原リゾートホテルで収容人員1674名・総客室数257室を有する白馬エリア最大規模の施設として人気を集め、2003年3月期には年収入高約24億3000万円を計上していた。 しかし、2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、休業を余儀なくされたことに加え、修学旅行などの団体需要が大きく落ち込み、2022年3月期の年収入高は約10億4000万円にダウン。この間、赤字決算が続くなど財務内容も債務超過となっていた。 その後も経営改善は進まず、2022年11月に運営していた事業を別会社に譲渡し、2023年9月30日に株主総会の決議により解散していた。 負債は、約48億2500万円。 なお、当社が運営していたホテルは別会社が運営を継続している。