グループ解散 → 月間売上1億円キャバ嬢、アイドル返り咲きを狙う
格闘家・朝倉未来が発起人のアイドルオーディション番組『Dark Idol』#4の配信がスタートした。#4では、審査員の朝倉、元AKB48・総監督の横山由依、音楽プロデューサー兼作曲家の松隈ケンタ、ダンサー兼振付師の周平と、会場に集まったアイドルファン150名が第一印象のみで40名のデビュー候補生をランク付けした「ファーストランキング」をもとに、“ランキング上位vsランキング下位”で、1対1の歌唱・ダンス・フリーアピールによるパフォーマンスバトルを行う1st ステージ「タイマンバトル」後半戦を放送。2ndステージに進む20名の枠をかけてそれぞれ渾身のパフォーマンスを披露した。 【写真】「Nizi Project」脱落を経験した美少女も出場 「タイマンバトル」第9試合では、慶応義塾大学卒で上場企業の内定を蹴って『Dark Idol』のオーディションに参加したランキング10位の石川侑依が、「ABEMA」のオリジナル恋愛番組『恋する週末ホームステイ』に参加していたランキング31位の橋本真林と対決。「今までは親のレールに沿って生きてきた。これからは自分の人生を新しくスタートさせたい」「後戻りはできない」と覚悟を語った石川は、歌唱、ダンスともに未経験ながらも堂々のパフォーマンスを披露し、審査員、アイドルファンから満場一致の票を獲得。 強い意志と度胸を見せつけた石川に、審査員の横山は「心が強いんじゃないかなと思うので、アイドルになっていろんなことがあっても、乗り越えていけそうな感じがしました」とコメント。審査員長の朝倉も「歌もダンスもこういう場でやるのは初めてだと思うんだけど、気持ちの強さが見えたので、僕が想像している『Dark Idol』とマッチするなと思いました」と称賛を送った。 また、『Nizi Project』のオーディションに参加し、東京合宿で脱落した経験を持つランキング22位の谷屋杏香は、4年前の脱落の悔しさをバネに「技術、精神面、表現力を高めるため自分とたくさん向き合ってきた」と自負。「デビューを掴んで私は『Dark Idol』で輝きたい」と意気込み挑んだ谷屋は、「最後のチャンスとして、三度目の正直を果たしたい」と語る、過去2つのアイドルグループに所属し活動していたランキング19位の長與玲花と激突。実力者同士の戦いに審査員の票が割れる中、アイドルファンの票を獲得した谷屋が勝利した。谷屋に票を入れた審査員の松隈は「僅差でしたけど、谷屋さんのダンスがすごくワクワクするようなダンスで惹きつけられた」とコメントし、得意なダンスで見事下剋上を果たした谷屋は、「自分の強みはダンスだと思っていて、15年くらいやってきているので、嬉しいです」と喜びを語った。 そして、過去に6年間アイドルグループのメンバーとして活動していたものの、突然の悲劇でグループ解散、夢半ばで挫折を味わったという星野ティナはランキング9位に。月間1億円を売り上げたキャバ嬢として注目を集めた星野は、「(1億円稼いで)世間からは何も苦しんでないじゃんって思われてると思うんですけど、そんなことないし、キャバクラに未練もない」と断言し、「お金よりも自分の夢の方が大事」「全てをアイドルにかけたい」と決意を明かした。そんな星野は、中学生時代に不登校になり、現在はパチンコインフルエンサーとして活動するランキング32位の小山えりかと対決。バトル開始前、「6年間空手を習っていたのでタイマンには強いかなと思うので、覚悟してください」と見得を切った星野は、宣言通りに大差をつけて勝利。「自信はあったので実力っていうよりも、華があるかどうか、なのかなと思います」としながらも「結構運もありますよね、相手にもよるというか。運良くいけたんで“神様…”って感じです」と、安堵の表情を浮かべていた。 そのほか、高校生時代に親子お笑いコンビ・完熟フレッシュの池田レイラとユニットを組んでいたランキング5位の夏芽すずや、元バイトAKBで「10代で二度夢に敗れた」」と語るランキング21位の木下真佑らが登場。2ndステージへと進む20名が決定。『Dark Idol』#4はABEMAにて配信中。