ベイスターズに欲しい!? DeNAのトレード獲得候補(3)ファームで“格別”も1軍に呼ばれない…?
1998年以来のリーグ優勝を目指す横浜DeNAベイスターズ。今季は交流戦後半から調子を上げ、リーグ優勝を狙える位置につけている。しかし、主力選手の不調や故障離脱も起こっており、さらなる補強も考えられる状況だ。そこで今回は、DeNAのトレード市場における獲得候補となり得る選手を紹介したい。(※今季成績は7月25日時点)
遠藤淳志(広島東洋カープ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:186cm/89kg ・生年月日:1999年4月8日 ・経歴:霞ヶ浦高 ・ドラフト:2017年ドラフト5位 一時はブレイクの兆しを見せた遠藤淳志。ただ、広島東洋カープの投手層は厚いため、立場は厳しくなりつつある。 霞ヶ浦高から2017年ドラフト5位で広島に入団した遠藤。プロ3年目の2020年は先発として19試合に登板し、2完投を含む5勝6敗、防御率3.87をマーク。飛躍の兆しを見せた。 しかし、以降は伸び悩んだ。2022年も主に先発を務め、20試合に登板したものの4勝どまり。昨季は4月6日の阪神戦で幸先良く白星をあげ、新井貴浩監督にも就任後初勝利をもたらしたが、遠藤自身はこの1勝のみに終わった。 今季は6月16日の楽天戦で初登板したが、2イニングを投げて1安打2四球。無失点には抑えたが不安の残る内容となり、現在はファームに降格している。 今季の広島は、チーム防御率、救援防御率ともにリーグトップを誇っており、投手陣は盤石。ストレートや縦に割れるカーブが魅力の遠藤だが、登板機会は限られてきている。 一方、DeNAのチーム防御率はリーグ5位、救援防御率はリーグ最下位となっている。リリーフ陣は無論、先発陣も石田健大の離脱や、濵口遥大の状態を考慮すると盤石とは言い難い。 今季の遠藤はファームでまずまずの投球を見せており、年齢も25歳と若い。一軍で活躍した時期もあるだけに、DeNAに加入となれば、頼もしい存在になりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部