NHK朝ドラ25年後期は「ばけばけ」 モデルは小泉八雲の妻・セツ ヒロインはオーディション
NHK大阪放送局は12日、2025年秋からスタートするNHK連続テレビ小説のタイトルが「ばけばけ」に決定したことを発表した。脚本はふじきみつ彦氏。通算で113作目となる。 怪談好きなヒロイン・松野トキのモデルは松江の没落士族の娘で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツ。外国人の夫と共に怪談を愛したヒロインを通じて、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の物語に光をあてる。 島根県を中心とした舞台で、実在の人物である小泉セツをモデルとするが、大胆に再構成し、登場人物名や団体名などを一部改称してフィクションとして描き、原作はなし。ヒロインとその相手役の外国人英語教師役は、今後オーディションを開催し決定される。 現在は伊藤沙莉主演の「虎に翼」が放送中で、今秋からは橋本環奈がヒロインを務め、平成時代のギャルを演じる「おむすび」がスタートする。