リンゴで楽しむクリスマスイベント開催 ドレスコードは「赤い物」/青森県りん対協
リンゴを取り入れた青森県発のクリスマス文化を広めようと、県りんご対策協議会は7日、青森市のわいん倶楽部で「りんごで楽しむクリスマス体験イベント」を行った。県内のインフルエンサーや留学生など60人が参加。リンゴにまつわる企画を楽しみ、ハッシュタグ「#りんごで楽しむクリスマス」を付けて交流サイト(SNS)で発信した。 会場は「赤い物を取り入れる」というドレスコードを満たした参加者によって赤色に染まった。イベントではリンゴの食べ比べをしたり、リンゴを使用した料理を振る舞ったりした。リンゴの希少品種「こうとく」を使った企画では、照明を暗くした会場でこうとくを下からスマートフォンのライトで照らすと、リンゴが幻想的に光り輝き、参加者たちは写真を撮るなどしていた。 リンゴの品種当てクイズに全問正解した平川市の介護福祉士・福士雄大さん(31)は「毎日食べているので自信があった。これからも情報発信で青森県を盛り上げたい」。妻の香穂さん(30)は「青森のリンゴは一番だと思っている。いま一度魅力を広めたい」と笑顔をみせた。 同協議会の高澤至事務局長は「リンゴをクリスマスに定着させる第一歩となるイベント。販売にも弾みをつけたい」と語った。