ハンドボール女子がパリ五輪逃す 世界最終予選でハンガリーに敗れ相澤菜月主将「主導権を握られた」
◇ハンドボール パリ五輪女子最終予選(ハンガリー・デブレツェン) 1組の日本は最終戦でハンガリーに28―37で敗れ1勝2敗の勝ち点2で4チーム中3位となり、上位2チームに与えられる五輪出場権を逃した。 「おりひめジャパン」の愛称を持つ女子日本代表は、開催国枠以外では1976年モントリオール五輪以来、48年ぶりとなる自力出場を目指し、今大会に出場。初戦のスウェーデン戦で敗れ、第2戦の英国戦で勝利。ラストチャンスでハンガリー戦に臨んでいた。 楠本繁生監督は日本ハンドボール協会を通じ「ハンガリー代表のオリンピック出場おめでとうございます。日本代表も今日の勝利に向けて準備してきましたが、ハンガリー代表の力に及ばす敗戦してしまい非常に悔しいです。この大会に携わった多くの関係者の方にお礼を述べ、日本に帰国します」。相澤菜月主将は「日本のハンドボールをしようと臨んだゲームでしたが、自分たちのミスからハンガリーに主導権を握られたゲーム展開となりました。まだまだ課題が多く残るので日本に帰って更に強くなった日本をお見せできるように励んでいきたいと思います」とコメントを出した。
報知新聞社