大阪・松井知事会見 万博誘致は「順調な滑り出し」
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大阪府の松井一郎知事は21日、大阪府庁で行われた定例会見で、14日にパリ市内で行われた博覧会国際事務局(BIE)の総会で日本とフランス、ロシア、アゼルバイジャンの各国が行ったプレゼンテーションについて「関西はチャレンジ精神やおもてなしの心をもった地域だと紹介した。スタートとしては順調な滑り出しと思います」などと述べた。 【拡大写真と動画】大阪・松井一郎知事の定例会見全映像(2017年6月21日)
「万博だとか国が選ぶイベントは非常に大事」
松井知事は報道陣からの「プレゼンテーションの反響があったと思うが」との問いには「反響というか、まあいちばん拍手が多かったらしいねと言われた」「いろいろな報道を通じて『うまいこといったようだね』というご意見を頂いている」などと続けた。 現地での外交の場を踏まえ感じたことは?という質問には「熱意を伝えるのがいちばんだなと思いました。熱い思いが伝わってプラス、国と国との長年の友情関係、いかに世界の様々な国に貢献しているかというのが外交、万博だとか国が選ぶイベントは非常に大事と思いました」と話した。
森友学園については?
森友学園が国や大阪府の補助金を不正に受給したとして強制捜査を受けたことについて、それらを防げなかったことをどう思うか?という質問に対しては「教育の法人というのは、これまで聖域化されてて取り扱ってきたわけです。学校経営者が切り貼りしてるなんて、みんなそういうことタブーだということで。様々な審査をしてきたと。これは、これからやっぱりそういうことをタブーなく、チェックさせていただかなダメですねと、あらためてよくわかった」と答えた。 また「教育長のほうで、いままではコピーで有る程度みとめていたものも、原本じゃないとダメと、切り貼りの偽造ができないようにと手段を考えているところです」と続けた。