食材にこだわる専門店が急増 食べるスープ「だしと味噌」&プリン専門店「smooth」
ひとつのジャンルに特化し、食材にこだわる飲食店が大分県内で増えています。食べるスープ専門店「だしと味噌」と、プリン専門店「smooth」を紹介。人気の理由とおいしさの秘密を探ります。 【写真を見る】食材にこだわる専門店が急増 食べるスープ「だしと味噌」&プリン専門店「smooth」 ■具材たっぷりのスープで体もポカポカ 去年11月、大分市にリニューアルオープンした食べるスープの専門店「だしと味噌」。和食に欠かせないダシを洋風のスープに使い、これまでにない味わいを生み出しました。 この店を営むのは、県内では珍しい「だしソムリエ」の資格を持つ山本卓哉さんです。山本さんは風味の違う2種類の鰹節と昆布を使って毎朝およそ4キロのダシを作ります。 このダシをベースとした7種類のスープのうち、1番人気はマルゲリータ。トマトの酸味とチーズのやわらかい味が和風のダシと繊細に融合します。 (平山キャスター)「鰹節と昆布の味がダイレクトにするわけではないんですけど、奥底に旨みがあります」 (山本卓哉オーナー)「みなさんにはダシの世界に浸っていただきたい。ダシ文化がもっともっと広がればと思って頑張ります」 ■大分市初のプリン専門店 おととしの12月から営業を続ける大分市のプリンの専門店「smooth」。介護施設での勤務経験があるオーナーの後藤あゆみさんは、飲み込む力が弱いお年寄りでも楽しめる食を提供しようと、プリンに特化した店をはじめました。 店内では常時およそ25種類のプリンを販売。県産のたまごと牛乳を使ったこだわりの逸品です。この店の一番人気は少し硬めの食感が特徴のレトロプリンです。 (中島アナ)「口どけがとてもなめらかです。手作りのカラメルソースの苦みがプリンの甘さを引き立てます」 (後藤あゆみオーナー)「種類がたくさんあるので選ぶ楽しさを感じてもらって、買って帰って食べてほしい」 この時期はイチゴやハッサクなど季節のフルーツを使ったプリンも人気。これから迎えるゴールデンウィークの手土産としてもおすすめです。
大分放送