首里劇場で見つかった看板も 新収蔵品展 沖縄県立博物館・美術館
沖縄テレビ
県立博物館・美術館で昨年度新たに収蔵した資料を公開する「新収蔵品展」が始まりました。 幅広い分野の収蔵品を一堂に見ることができ去年解体された沖縄に現存した最古の映画館、首里劇場に残された看板も展示されています。 新収蔵品展では昨年度、県立博物館・美術館に寄贈された資料や購入・収集した資料など1983点の中からおよそ300点が展示されています。 中でも目を惹くのが… ▽小林美沙希アナウンサー: 「去年解体された首里劇場ですが今もこのように館内に残されていた看板を見ることが出来ます。」 2022年の閉館まで県内に現存する最古の映画館だった首里劇場から寄贈されたのは開業当初のものと思われる広告が書かれた看板などです。 当時どんな店があったのか、地域の歴史を知ることが出来る貴重な資料で、手書きで書かれた看板は書体やデザインもさまざまです。 また、会場には歴史や民俗分野だけでなく美術・工芸や地質、人類学など幅広い分野の収蔵品が一堂に集められています。 ▽県立博物館・美術館 澤浦亮平学芸員: 「各分野の特徴ある品々が沢山ありますので、ぜひ色んな分野の資料を楽しんでいただけたらと思います」 新たに収蔵された資料は今後の展示や研究に役立てられます。 新収蔵品展は今月23日まで県立博物館・美術館で開かれています。
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