燃料デブリの試験的取り出しきょう完了へ【福島】
福島放送
福島第一原発で行われている燃料デブリの試験的な取り出しは7日、デブリを専用のコンテナに回収して全ての工程が完了する見通しです。 東京電力は2号機の格納容器の底でつかみ上げた、5mmほどの大きさの燃料デブリについて、放射線量が基準を下回ることを確認し、6日、運搬用の容器に収納しました。 7日は午前9時からデブリを容器ごと専用のコンテナに回収する作業に当たっていて、デブリがコンテナに回収されれば原発事故の発生以来初めての試験的取り出しが完了することになります。 取り出されたデブリは、早ければ7日にも重さなどが測定される見通しで、その後、茨城県にある国の研究施設に運ばれて詳しく分析される予定です。