奇声をあげて襲い掛かってくる…警察官が金属バット持った男に拳銃2発を発砲 男は足等負傷も命に別条なし
富山テレビ放送
11月7日未明、南砺市の住宅で警察官が金属バットを持って襲い掛かってきた男に拳銃を発砲しました。 男は、太ももなどを負傷し病院に運ばれましたが命に別条はないということです。 警察は「拳銃の使用については問題がなかったと考えている」としています。 11月7日午前0時20分ごろ、南砺市高儀の住宅で「息子が妻を殴っている」と同居する父親から110番通報があり、警察官2人が駆け付けると、男が、奇声を上げながら金属バットを振り上げて襲い掛かってきました。 警察官が「撃つぞ」と警告し拳銃2発を発砲したところ、男は、右太ももと左腕を負傷し、病院に運ばれました。 命に別条はないとみられます。 *リポート 「住宅付近では現在も立入りが規制され、警察官による現場の捜査が行われています」 *近くに住む人は 「(事件当時)たくさんのパトカーや救急車が来て、取り押さえられた人が「助けて」とか大声で(叫んでいた)。すぐそばでこういうことがあると、やはり少し怖い」 男は、この家に住む47歳の会社員で公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されましたが、治療のため、釈放されました。 南砺警察署は、男のケガが発砲によるものか調べていて、折川武史副署長は「現時点では、拳銃の使用については問題がなかったと考えている」とコメントしています。 県警によりますと、県内での警察官による発砲は、2021年3月に富山市で包丁を持ち、警察官に向かってきた男に対するもの以来だということです。
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