ボートレース場で訪日客向けツアー…「ナイトタイムコンテンツ」狙える?
訪日客による夜間の消費拡大につなげようと、住之江ボートレース場(大阪市住之江区)で24日、在留外国人を対象に、一般人が入れない場所を見学するモニターツアーが開かれた。大阪では夜間に楽しめる「ナイトタイムコンテンツ」の不足が指摘されており、外国人を呼び込むための課題などを探る狙いがある。
今回のモニターツアーは、三菱UFJ銀行などが設立した「関西イノベーションセンター」のほか、JTBや南海電気鉄道などが実施した。この日は、日本に滞在している外国人14人が参加。夕方から夜にかけ、レース観戦に加え、一般人が立ち入れない停留場の見学やボートの試乗などを行った。
関西イノベーションセンターの益子泰岳シニアマネジャーは「外国人が競艇のどこに興味や関心があるのか、ポイントを探っていきたい」と話した。今後、訪日客の呼び込みに向けた検討を進めていく方針だ。