柵原学園で初企画 地域住民対象に防災教室 子どもたちが考えた体験ブース登場/岡山・美咲町
柵原学園4年生44人は、11日に岡山県久米郡美咲町書副の同学園で柵原地域の住民を対象とした防災教室を開く。 【写真】参加者にAEDの使い方を教える子どもたち
自然災害について理解を深める中で、地域住民の防災意識を高めようと総合的な学習の時間を活用して初めて企画。体育館を会場に子どもたちがそれぞれ考えた体験ブースを設ける。
先月開かれたプレイベントでは地元の防災士や役場職員らを招待。会場には防災バッグや非常食の紹介コーナー、ろ過装置の製作、オリジナル絵本の読み聞かせ、AEDの使い方講座など各ブースが並び、子どもたちは災害時の正しい知識や備えの大切さなどを参加者に説明したり、聞かれた質問に答えたりしていた。
参加者からフィードバックをもらった後、広報担当としてリーフレット作りや当日の案内放送を行う日野田晴子さん(10)は「災害が起きた時の行動や、どういった備えがあればいいかをたくさんの人に知ってもらいたい」と話している。
午前9時15分開場、9時半から開会式が開かれる。午後0時半終了予定。
津山朝日新聞社