【MLB】タイガースが延長戦の末に逆転サヨナラ勝ち 前田健太は2本塁打を浴びて3回2/3を3失点
【ロイヤルズ5-6xタイガース】延長11回タイブレーク@コメリカ・パーク
日本時間8月4日、タイガースは本拠地コメリカ・パークでのロイヤルズ4連戦の3戦目を迎え、9回裏に2点差を追いつくと、延長11回までもつれた熱戦の末に6対5で逆転サヨナラ勝ち。4連戦の対戦成績は3戦目を終えて1勝2敗となった。タイガース5番手のジェイソン・フォーリーは10回表から2イニングを投げ、2点を失った(自責点は0)ものの、3勝目(3敗)をマーク。ロイヤルズ6番手のジェームス・マッカーサーは1点のリードを守り切れず、今季6度目のセーブ失敗とともに5敗目(4勝)を喫した。 【動画】9回裏にタイガースのハビアー・バイエズが同点のタイムリー二塁打を放つ(MLB.comより) タイガースは先発のタイラー・ホルトンが3イニングをパーフェクトに抑える好投を見せたが、2番手の前田健太が6回表二死からビニー・パスカンティーノに15号ソロを浴び、先制点を献上。6回裏にアンディ・イバニェスのタイムリーで追いついたものの、7回表にはポール・デヨングの19号2ランで勝ち越しを許した。しかし、9回裏にブライ・マドリスの1号ソロとハビアー・バイエズのタイムリー二塁打で追いつくと、1点を勝ち越されて迎えた10回裏にはジャスティン=ヘンリー・マロイが同点のタイムリー二塁打。再び1点を勝ち越された直後の11回裏にはパーカー・メドーズのタイムリー三塁打で同点とし、最後は二死3塁からウェンシール・ペレスのタイムリーでサヨナラ勝ちとなった。 タイガースの前田は2番手として4回表から登板し、二死から四球と二塁打でピンチを招きながらも無失点。5回表は一死からデヨングにヒットを浴びたが、後続2人を連続三振に仕留めた。6回表は先頭から連続三振を奪い、イニングを跨いで4者連続三振となったが、パスカンティーノに先制アーチを被弾。7回表は一死1塁からデヨングに勝ち越し弾を浴び、その後二死1塁となったところで降板した。69球で3回2/3を投げ、被安打6(うち被本塁打2)、奪三振4、与四球1、失点3という投球内容。チームが逆転サヨナラ勝ちを収めたため、今季6敗目は回避し、防御率は6.75となっている。