東ちづる、新しいステージに自信 「間違いなくこれまで見たことのないショー」
女優の東ちづるが3日、都内で自身が代表を務める一般社団法人「Get in touch」の劇団「まぜこぜ一座」の新たなステージと映画を発表した。生きづらさを抱える人たちとクリエイティブな活動を続けてきた「まぜこぜ一座」は16日、日本初の多様性エンターテインメントのステージショーを東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催。カウンターテナー歌手の米良美一や義足のダンサー・大前光市によるダンスや歌のパフォーマンスが繰り広げられる。社会派コメディーサスペンス映画も10月に公開される。 17年に上演して以来、「皆んなが楽しめるバリアフリーエンタメをめざす!」を掲げ、多様な出演者がステージに登壇予定。この日も、「日本で一番小さな手品師」のマメ山田、「八方不美人」のエスムラルダらが出席。「月夜のからくりハウス」初期から出演している山田は当時を回顧。時折「覚えていない」など笑わせたが、「自分にそんな有名な人から電話が来るわけない。いたずらかと思った」と東からのオファーの電話には驚いたという。「3回くらい来て、本気なんだと思った」と続けた。東も「色々なイベントに行って、マイノリティーであっても(舞台に適している人であれば)楽屋前で出待ちしてスカウトに行く」と自ら出演者に歩み寄ることを大切にしていると話し、1年前に鑑賞した舞台をきっかけにエスムラルダの初出演も決まったと明かした。 公演中には今回は各自稽古をしているため完成度は未知数だが、東も当日に向けて「間違いなくこれまで見たことのないショー」と魅力を語った。
報知新聞社