京都の穴場ホテルとタイ料理
大型連休を控え、例年以上の大混雑が予想される京都で、まだ奇跡的に穴場となっているタイ資本のラクジュアリーホテル「デュシタニ京都」を推します!
京都でタイ料理⁉ が意外にも大正解だった
Web LEON食いしん坊担当の秋山 都です。 桜の季節を終えて、ますます賑わう京都――。ここ数年、ホテルの建設ラッシュに沸いていますが、その勢いはまだまだ衰えず、でして、2025年の大阪・関西万博へ向けて、まだまだ話題のホテルが新設されています。
なかでも私が注目していたのが、2023年9月にオープンした「デュシタニ京都」。こちら、ご多聞にもれず外資系なのですが、欧米ではなく、タイ資本というのがユニーク。それも、タイの大手ホテルグループ「デュシット・インターナショナルグループ」が持つ5つ星ホテルブランド「デュシタニ」の初日本展開というのも多いにそそる展開です。
◆「デュシタニ京都」/タイのラグジュアリーホテルが日本初上陸
その「デュシタニ京都」へ宿泊できるとあって、いそいそ京都へ。京都のホテルといえば、新幹線で京都駅に到着後地下鉄かタクシーで向かうのが定石でしたが、「デュシタニ京都」は西本願寺の近くにあり、京都駅から徒歩で10分ほど。運よくバスに乗れれば数分で到着するという好アクセスです。
4階建ての館内には、「ミシュラン・ガイド」で複数年にわたり一つ星を獲得したバンコクのタイ・レストラン「Bo.lan(ボー・ラン)」の元シェフ、ドゥアンポーン・ソンヴィサヴァ氏とディラン・ジョーンズ氏がメニューを監修するタイ料理レストラン「Ayatana(アヤタナ)」をはじめ、鉄板焼の「紅葉(こうよう)」、バー「Den Kyoto(デン・キョート)」など6か所もの料飲施設があるから、ホテル内でおこもりしても充分に楽しめそう。そして、タイらしく、古式タイの健康療法と日本のホリスティックなアプローチを組み合わせた施術を受けられる「デバラナウェルネス」、インドアプールなど、ウエルネス施設も充実しています。
客室は全147室。タイと和の文化を折衷したインテリアは浮ついたところがなく、ニュートラルな色調で落ち着きます。また、宿泊料の高騰が話題となる京都ですが、1泊2名料金で5万円~と、同じラグジュアリークラスの他ホテルと比較するとかなりお得な印象です。これも正直ありがたいポイントですよね。