オリオールズの22歳新星が3戦連発15号で大谷翔平と2差のMLBトップ ジャッジも7戦4発で大谷に並ぶ
オリオールズのガナー・ヘンダーソン内野手(22)が19日(日本時間20日)、本拠地・マリナーズ戦に「1番・遊撃」でフル出場し、初回に先頭打者本塁打を放ち、3試合連続本塁打でMLB全体トップの15号とした。 【動画】22歳新星・ヘンダーソン、初回に先頭打者ホームランで15号 昨季新人王に輝いた22歳新星の勢いが止まらない。両軍無得点の1回裏。1ボール、2ストライクと追い込まれながら、5球目の内角低めスプリットをすくい上げるように捉えると、打球は総立ちになったオリオールズファンの待つ中堅右のスタンドへ消えていった。打球速度106・0マイル(約170・6キロ)、打球角度30度で、飛距離は422フィート(約129メートル)だった。3戦連発で、この日の試合開始前の時点で13本塁打だったドジャース・大谷翔平投手(29)に2本差をつけた。昨季は28本塁打だったが、今季は55・2発ペースで本塁打を量産している。 さらにアストロズのカイル・タッカー外野手(27)も負けじと2本塁打を放ち、ヘンダーソンに並ぶMLB全体トップの15号。昨季112打点で打点王に輝いた好打者が今季は本塁打を打ちまくっている。 さらには、22年にア・リーグ新記録となる62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)も調子を上げてきている。この日の本拠地・ホワイトソックス戦に「3番・中堅」でスタメン出場すると、5回に2ストライクと追い込まれてから、右翼席に13号2ランを放った。直近7戦4本塁打で、5月は7発目と量産体制に入ってきた。昨季は故障もあって106試合の出場に終わって37本塁打止まりだったが、今季は48試合で13発と調子は上々だ。 ヘンダーソン、タッカー、ジャッジはいずれもア・リーグのため、大谷はナ・リーグ単独トップを維持している。
報知新聞社