鳥取西高と鳥取大学附属中が連携協定 中学・高校の枠越え質の高い教育環境づくりへ協力(鳥取市)
山陰中央テレビ
鳥取市の県立鳥取西高校と鳥取大学附属中学校が、中・高の枠を超えて連携協定を結びました。連携を深め、より質の高い教育環境の実現を目指します。 10日に行われた協定の調印式には、鳥取西高校の國岡進校長と鳥大附属中学校の霜村典宏校長が出席し、協定書に署名しました。 鳥取西高校には毎年、鳥大附中から100人近くが進学し、在校生の3割以上を占めているということで、今回の協定は、中・高の枠を超えた連携で相互に教育内容を理解し、進学に伴う学びの環境やカリキュラムの変化にスムーズに対応するのが狙いです。 今後、両校の教職員が互いに授業を見学し、指導方法の研究に役立てるほか、生徒の進路指導についての情報交換、部活動の合同練習などに取り組むことにしています。 鳥取県立西高校・國岡進校長: 少子化が進んでいく中で、各学校の魅力化、特色化を進めていかなくてはいけない。連携を結ぶことで、両校が入学する生徒を確保していくことができたら。 鳥取大学付属中学校・霜村典宏校長: 中学生から見ると高校は進学先となるので、(協定で)情報がすごく入りやすくなる。身近に感じることになるので、教育の質の向上に絶対つながると思う。 両校は、連携が深まれば、さらに教職員の相互派遣や施設の相互利用についても検討するとしています。
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