【柔道】阿部詩が2大会連続の金メダルを逃す 2回戦で世界ランク1位相手に一本負け 試合後に泣き崩れると"ウタコール"
◇パリオリンピック2024 柔道女子52キロ級2回戦(大会3日目=日本時間28日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】1回戦を突破した阿部詩選手 柔道女子52キロ級の1回戦でわずか57秒で大外刈り一本勝ちで勝利した阿部詩選手は2回戦へと進み、世界ランキング1位のウズベキスタンのディヨラ・ケルディヨロワ選手と対決。勝利目前、残り56秒で小外刈り一本負けを喫してしまいました。 試合が始まりますが、両者組み合わないと指導が入ります。すると開始1分30秒、果敢に阿部選手は袖釣り込み腰を仕掛けますが、かわされてしまいます。しかし、その後ケルディヨロワ選手は消極的と見なされ指導を受けます。 2分15秒、阿部選手は内股を仕掛けると技ありを奪います。終始圧倒している阿部選手でしたが残り56秒、ケルディヨロワ選手に間合いを詰められると最後は谷落としで一本負け。2大会連続の金メダルを逃しました。
試合後、阿部選手は畳に一礼をすると、畳を降りる前に涙。その後、畳を下りても泣き崩れてしまいます。するとフランスでも人気の柔道。会場に来ていた観客から「ウタ・ウタ・ウタ」と割れんばかり"ウタコール"と拍手が巻き起こり、全力で戦った阿部選手へ贈られると阿部選手は会場を後にしました。