和歌山産有田みかんで仕込んだ「みかんエール」お披露目式
和歌山市に本店のあるきのくに信用金庫など、全国の信用金庫が連携している「よい仕事おこしネットワーク」が協力して、和歌山県産の有田(ありだ)みかんで醸造したクラフトビール「みかんエール」が完成し、5月29日和歌山市のホテル・アバローム紀の国で関係者が乾杯で祝いました。 「みかんエール」は、原料となるみかんを有田市の株式会社伊藤農園が提供し、東京の羽田空港の近くにある醸造元・株式会社大鵬が仕込んだクラフトビールです。 よい仕事おこしネットワークでは、これまでに全国の農産物や海産物などを活かした29のクラフトビールを商品化していて、今回は和歌山産のみかんを用いて、先月、羽田空港近くで醸造したものです。 お披露目式では、和歌山県の岸本周平知事ら関係者が完成した「みかんエール」を試飲し「みかんの優しい苦みの少ない味わいだ。これからも和歌山のいいものをいろんな形で発信したい」と話しています。 よい仕事おこしネットワークの事務局を務める、和歌山市出身で東京の城南信用金庫の川本恭治理事長は「全国254の信用金庫が協力して、日本を元気にしようとこのプロジェクトを展開している。みかんエールをもとに、和歌山の素晴らしさを首都圏や全国の皆さんに広めたい」とあいさつしました。 みかんエールは、和歌山市のスーパーサンキョーやヒダカヤ、東京の「わかやま紀州館」などで販売されます。