いま備えておきたい“防災グッズ” 落書き帳や折り紙などが入った子ども用セット 能登半島地震後に注文相次ぎ2週間待ちの商品も
能登半島地震を受けて、防災グッズへの関心が高まっています。 三重・四日市市にある防災グッズメーカー「ラピタ」では、通常の10倍以上の発注が来ているということで、防災グッズに注目が集まっているようです。 【写真を見る】いま備えておきたい“防災グッズ” 落書き帳や折り紙などが入った子ども用セット 能登半島地震後に注文相次ぎ2週間待ちの商品も 「ラピタ」の事務所横では防災グッズも販売していて、在庫があるものに関しては購入することもできます。 しかし、かなりの発注数があり、ここで注文しても2週間後に発送といった商品もあるということです。 災害が起きた時に必要なものが入っている「防災セット ラピタ プレミアム」(1人用・19800円)は、バック自体にテントなどで使用する素材が使われているため丈夫な作りになっています。 また、「ラピタ」の一番人気の商品は、先ほどと同じ内容で軽量設計された「防災セット SHELTER プレミアム」(1人用・14800円)。持ち運びがしやすく、撥水加工も施されています。 ポイントは、ベルトの部分が「笛」になっていること。助けを求めたい時などに笛がすぐにふけるというアイディアも詰め込まれた商品です。 ■防災セットの中身は? 子ども用に落書き帳などが入ったバッグも ではこの中には、どういったものが入っているのか。 開けてみると、簡易トイレや、マスク、目隠しポンチョ、全身ドライシャンプーなどの商品がたっぷりと。 簡易トイレは3枚入りで、ビニール袋と吸水パッドが入っています。ゴミ箱などがご用意できれば、小だと3回ほど利用できるということです。 今回の能登半島地震では、トイレ環境が非常に悪かったという話がありますので、このように個人のトイレを用意しておくと安心できそうです。 他には、2029年までもつ非常食やテープ、ティッシュ、防災エアマット、救急セットなども入っています。 そしてランタンや手回しで聞くことができるラジオとライトがセットになった商品、水は500mlが4本入っています。 能登半島地震の被災地は、水が足りないという話もあったので、こういった水を自分で確保していくことも大切です。 給水車などが来た時に役立つウォーターバックも用意されています。
大人だけでなく“子ども用の防災セット”も販売されています。 その中には必要な防災セットの他に、色鉛筆や落書き帳、折り紙など、被災した後に遊べるものなどが入っています。 また“赤ちゃん防災セット”という商品も。 いちから準備するのは大変ですが、スタイやミルクなどがセットになっているためいざという時に備えて、今一度防災グッズなどの見直しを行いましょう。
CBCテレビ
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