石破茂首相 103万の壁引き上げより少子化対策求める声に「その通り」「日本にとって一番大事な問題」
自民党の石破茂首相(67)が6日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、日本が抱える最大の問題について言及した。 番組には視聴者から「103万円の壁のような小さな問題で、国会が紛糾している場合ではない。一番の問題は少子化ではないですか」といった質問が届いた。 石破氏は「その通りです」と返答。「少子化の原因は間違いなく婚姻率が落ちていること。ピークの3分の1に落ちています」と説明した。 婚姻率低下の理由について、「経済的な問題なんだろうか、社会的ないろんな問題か」とし、「結婚するというのは自由意思だから、国が強制するわけではないし、できるはずもない。結婚したいと思っている人はいっぱいいるのに、しない」と現状を分析。「なぜ実現できないのか、突き詰めて考えていって、それに対していろんな処方せんを出していくというのを(するべき)。人口がすべてとは思わないけど、メールを下さった方がおっしゃっておられるように、日本にとって一番大事な問題は少子化であり、少子化の本質は婚姻率の減少だと思っている」とあらためて訴えた。