北新地のホステスが妖艶ボディでコンテスト優勝 お酒を飲みながらでも“美しさ”は作れる
「近畿大会に向けて自分にプレッシャーをかけすぎていました」 デビュー戦の『ベストボディ・ジャパン2024静岡大会』レディースクラスでグランプリ、近畿大会(8/18開催)でもグランプリを受賞した田中早苗(たなか・さなえ)さん。 【写真】田中早苗さんの丸くハリのあるお尻
公式レッスンで「痩せすぎ」と指摘され、ホステスの仕事をする田中さんは大会2週間前からの食事内容を見直したそうだ。 「基本的にはローストビーフやむね肉、身体を冷やさないように温野菜を食べました。特にトレーニング後に白米をしっかり食べることも意識しました」 気合いが入りすぎたのには理由があった。 「会場が地元大阪で、たくさんの応援がありました。特に以前、西梅田でエステサロンを共同経営していた友達が、家族で応援に来てくれたのです。高校時代からの一番の親友で、ベストボディ・ジャパン出場を決めたとき家にいました。『早苗、絶対出てほしい』とご家族に背中を押してもらっていたので、『絶対に優勝して喜んでもらいたい』、という大会への思いが強かったです」 親友のご家族の他にも、田中さんの母、姉、北新地のお店の女の子など、大応援団が声援を送った。 「撮ってくれた動画に、『4番~!!』というたくさんの掛け声と、グランプリが決まったときのみんなの喜びの声が入っていました。それを見たときに涙があふれました」 普段は週4日だったが、近畿大会に向けてはほぼ毎日ジムに通ったそうだ。 「無理せず続けられるよう、出勤前の日中に1時間くらい、有酸素運動の日と筋トレの日を分けてトレーニングしています。パーソナルトレーニングは週1,2回。ホステスの仕事でお酒も飲みますが、ジムに行くとむくみも取れるし、苦ではありません」
近畿大会グランプリという目標を達成し、次は日本大会を見据えている。 「ウォーキングや規定ポーズをがんばるだけでは、日本一になることは難しいんだろうな、と考えています。醸し出す雰囲気、笑顔の作り方、表現力、私生活から見直して、一人でいるとき知らない方にも親切に、など中身から変えていくと、ステージでも自然な笑顔が出るのかなと思っています」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁