【速報】「とてもじゃないけど今期は漁を続けられない」 大阪湾の禁漁に続き播磨灘では11日限りでイカナゴ漁を終了 兵庫県が発表
兵庫県沖の播磨灘で春の訪れを告げる「イカナゴ漁」が11日解禁されましたが、漁を終えた結果、播磨灘でも今年は漁を終了すると兵庫県が発表しました。 兵庫県によりますと、イカナゴは2017年以降、深刻な不漁が続いていて、中でも「今年は最も厳しい漁模様が予想される」として大阪湾での今期の漁が異例の休漁となっていました。 11日、兵庫県明石市の林崎漁港でイカナゴの稚魚「シンコ」が水揚げされましたが、今後の播磨灘での漁については、漁協の関係者らが水揚げ量などを踏まえ、いつまで続けるか検討することになっていました。 漁の結果について兵庫県播磨灘船曳網漁業連合会会長は「きょうの漁獲量を見て、とてもじゃないけど今期は漁を続けられない」と話しています。