「MLBポストシーズンの視聴率が絶好調」人気ぶりに米老舗誌が驚愕「野球ビジネスの可能性は無限大のようだ」「ドジャース対メッツの初戦は2009年以降で最高の…」
連日のように熱戦が繰り広げられているMLBポストシーズンの視聴率が絶好調のようだ。米老舗誌『Sports Illustrated』は現地10月15日、「ポストシーズンの視聴率が急上昇。どこをみても素晴らしい数字が出ている」と報じた。 【動画】“大谷翔平のポストシーズン・ハイライト”をMLB公式が配信! 「『ESPN』はワイルドカードラウンドで過去最高の視聴者数を記録。平均視聴者数は2023年より25パーセント増の282万3000人に達した。この勢いは地区シリーズラウンドでも続き、23年比で18パーセントも視聴者数が増加。ベースボールは17年以来最高の数字を記録している」 今ポストシーズンには、ヤンキースとメッツのニューヨーク勢をはじめ、ロサンゼルス・ドジャースなどの人気チームが出場。「そうしたチームが勝ち上がっていることで、放送局の『Fox』も『TNT Sports』も魅力的な数字を手にすることになりそうだ」と伝えている。 「『Fox』は、ドジャースとメッツのリーグ優勝決定シリーズ第1戦が、2009年以降、あらゆる放送局で放送されたリーグ優勝決定シリーズ初戦のなかで、最も視聴率の高い試合だったと伝えた。ベースボールがNFLのサンデーナイトフットボールと数字を競り合っていたと考えると、さらに印象的な出来事だったと思える」 現在、ア・リーグ優勝決定シリーズ(7戦4勝制)はヤンキースとクリーブランド・ガーディアンズが戦っており、第2戦終了時点でヤンキースが2勝0敗。ナ・リーグはドジャースとメッツが1勝1敗の状況となっている。 ヤンキースがア・リーグを制すれば、ワールドシリーズはヤンキース対ドジャースの名門対決、もしくはヤンキース対メッツのNY対決となる。いずれの場合も話題に事欠かないビッグマッチになるため、さらなる視聴者数と視聴率の増加が見込めそうだ。 同誌も「ワールドシリーズの組み合わせは、いずれも魅力的。現状、テレビにおけるベースボール・ビジネスの可能性は無限大のようだ」と期待を込める。「いままさにベースボールが盛り上がっている。多くの人がリアルタイムでボールを追っているのだ」。 ドジャース対メッツの第3戦は現地16日に、ヤンキース対ガーディアンズの第3戦は現地17日に行なわれる。 構成●THE DIGEST編集部
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