「山形UMAのうた」聞いて 本紙5万号記念ソング、公式チャンネルで公開
山形新聞社は紙齢5万号記念プロジェクト「山形にUMA(ユーマ)はごまんといる!」の記念ソング「山形UMAのうた」と動画を制作し、11月1日にユーチューブの公式チャンネル「山形新聞オンライン」で公開を始めた。劇作家の後藤ひろひとさん(山形市出身)が作詞と歌を担当し、山形色豊かなUMA(未確認生物)の魅力を伝えている。 プロジェクトは後藤さんを“捜索隊長”に、県内にいそうなUMAを募り、本県の特産品や風景などにちなんだ103点が寄せられた。後藤さんと子どもたちが樹脂粘土でUMAを作るワークショップも開いた。 作詞で後藤さんは「ばかばかしさの中に郷土愛を込めてみた」とし、だだちゃ豆や芋煮をモチーフにしたUMAが庄内平野や馬見ケ崎川(山形市)に現れる様子などを表現。音楽、映像制作を手がける半田技研(同市)の半田和巳さん(43)が作曲し、ヒーロー番組の主題歌風で軽快な曲調に仕上げた。動画には寄せられたイラストや粘土でできたUMAも登場する。
後藤さんは10月5日に半田さんのスタジオでレコーディングし、出来上がった歌に「おっさんが本気で歌っているのが人ごとのように愉快」とコメントした。プロジェクトの全容は11月1日付本紙特集号で紹介している。