「特徴が一緒」の〝硬い〟コラボ バンダイスピリッツがあずきバーの原寸の超合金化を計画
バンダイスピリッツは10日、井村屋の人気アイス「あずきバー」を超合金として商品化を目指す計画を明らかにした。アニメに登場するロボットなどをダイキャスト(亜鉛合金)で再現する同社の「超合金」シリーズ発売50周年を記念した企画の一環。〝硬さ〟に定評のある両商品の意外なコラボレーションとなるが、発売時期や価格、変形の有無などの詳細は現時点で未定としている。 同社は、あずきバーの超合金化を企画した理由について、「超合金の特徴は玩具であることに加えて『重い』『硬い』『冷たい』という金属感なので、世の中の『硬い』ものを探しているときに、井村屋さまのあずきバーに辿り着いた」と説明する。「『あずきバーはとても硬いし、ひんやりしている、まさに超合金の特徴と一緒!』と考え、井村屋さまへ直接打診、ご快諾頂くことができた」という。 現在、あずきバーをほぼ実寸サイズ(縦約14・5センチ)での超合金を実現するために企画を進めており、「〝最硬〟への挑戦、今後の続報にご期待ください!」と呼びかけている。 あずきバーは1973年に発売され、50年を超えて親しまれているロングセラー商品。小豆の自然な風味へのこだわりから、アイスを柔らかくする添加剤を一切使っていないため硬くなった。他のアイスにはない、その圧倒的な硬さから、パッケージには「歯を痛めないようにご注意ください」と書かれている。 バンダイスピリッツは、超合金と同じく今年50周年を迎える「ルービックキューブ」の超合金化も計画している。(西村利也)