別所昌樹・日銀神戸支店長が着任会見 「若手に魅力ある働きの場を」
日本銀行神戸支店長に17日付で就任した別所昌樹氏(52)=写真=が同日、同支店で着任会見を開き、「兵庫県内のいろいろなところを歩き回り、さまざまな方とお会いして、私としての見聞を深め、それを本店に対してきちんと伝えていく」と抱負を語った。 別所氏は愛知県出身。京都大法学部を卒業後、平成6年に日銀に入行し、金融機構局企画役や金融研究所制度基盤研究課長、決済機構局参事役などを歴任した。 この日の会見で、県内産業の課題について触れ、「先行きを考えると、兵庫も人口減少の状況があり、若い人の県外流出も起こっている」と指摘。「いかに若い人にとって魅力のある働きの場になっていくのか。また、女性や外国人の方々にとっても魅力ある働きの場になっていくのか。そういうことが大事だと思う」と語った。