レジェンドの山本昌氏がキャンプ地で異常なモテモテ現象!
評論家活動をスタートした元中日の“レジェンド”山本昌氏(50)のモテモテ現象が取材先のキャンプ地で起きている。といっても女性に人気というわけではなく、行く球団、行く球団で、コーチや選手から「聞きたいことがある」、「質問がある」、「教えて欲しい」と“臨時コーチ”を請われているものだ。日テレ系のニュース番組「NEWS ZERO」のレギュラー解説者としても、各球団のビッグネームにインタビューを続けているが、その“対談”の機会に、逆に質問を受けることも少なくない。 山本昌氏は、2月1日の沖縄・中日キャンプを皮切りに、すでに9球団を回っているが、そういう場でアドバイスを求められれば、出し惜しみすることなく必ず真摯に答えている。 楽天では、2年目の大器、安楽智大(19)にプレートの踏み方と、キャッチボールの基本を伝え、ヤクルトでは、ベテラン左腕の石川雅規(36)から「年齢と共にステップの歩幅はどうすべきか?」という質問を受けた。山本昌は、「その段階でできる目いっぱいに大きくした方がいい。年齢が立つほど下半身がしんどくなるからなおさらだ」と持論を展開した。 中日では、沖縄・読谷の2軍キャンプまで訪問して、背番号「34」の継承者であるドラフト4位の福敬登(23)に「いい球を投げている。プレッシャーを感じず頑張れ」と激励した。宮崎の巨人キャンプでは、復活を目指す左腕、内海哲也(33)との対談の中で「僕は、現役時代に最後まで真っ直ぐにこだわった。真っ直ぐがあってこその変化球」と、真っ直ぐの重要性を説いた。 「僕はキャンプではストレートしか投げなかった。テーマは、ストレートに力をつけること。いかに速く見せるのか?ではなく、自信を持って配球に入れこみ、思ったコースへストレートを投げきること。そういうストレートをキャンプで作らないと駄目。そして真っ直ぐが通用する限り、何歳になろうが、勝てる」 また訪問球団では、メディアからの強いリクエストに応じる形で“囲み”と言われる取材機会が設けられているが、これも異例中の異例。引退後、評論家活動を始めたOBが、オフィシャルにコメントを求められるのは、長嶋茂雄氏以来ではないか。