世界のカブクワなど120種展示 富山県自然博物園ねいの里
国内外の約120種類のカブトムシとクワガタなどを集めた「世界のカブクワ展示会」が18日、富山市の県自然博物園ねいの里で開かれ、家族連れらが貴重な昆虫の観察を楽しんだ。 同園で23日まで開かれている「カブト・クワガタ展」の一環で、金沢工業大むしの会と協力して実施した。同会から提供された国内約20種、海外約100種のカブトムシやクワガタ、ハナムグリ、カナブンを並べた。 来場者は、高価なものではペアで軽自動車ほどの値段になるという「ウエストウッディオオシカクワガタ」や湾曲した3本の角が特徴の「アトラスオオカブト」などに見入った。昆虫採取が趣味で、よく同園を訪れるという同市鵜坂小学校3年の早瀬杏さん(8)は「ヘラクレスオオカブトを目当てに来た。珍しい昆虫を多く見られてよかった」と話した。