【バドミントン】アジア団体選手権、男子は中国、女子はインドが初優勝!
2月18日に開催されたアジア団体選手権(マレーシア・シャーアラム)最終日は、男女の決勝戦が行なわれた。日本は男女ともに準決勝で敗れベスト4に終わっており、決勝は男子が地元マレーシアと中国、女子は日本を破ったインドとタイが激突した。 【男子ダイジェスト】 前回大会からの2連覇をめざすマレーシアは、チームの大黒柱であるリー・ジジャを第1シングルスに起用せず、レオン・ジュンハオで勝負。中国は今大会一番手で出場している翁泓陽(ウェン・ホンヤン)でポイントを奪いにいくと、試合を制したのは翁泓陽。2-0で白星をつかみ第1ダブルスにつなげる。その第1ダブルスは、マレーシアがアーロン・チア/ソー・ウィーイクでポイントを取り返しにいったが、中国の謝浩楠/曾維瀚が奮闘。ファイナル勝負を23-21で制して中国が連勝すると、続く第2シングルスの雷蘭曦が2-0で快勝し、中国が3-0の快勝で優勝。中国男子は初めてアジア団体を制した。 【女子ダイジェスト】 どちらも勝てば初優勝となるインドとタイの決勝は、第3シングルスにもつれる接戦に。インドは第1シングルスのプサルラ・V.シンドゥと第1ダブルスのジョリー/プレラが白星を重ねて、一気に王手をかける。しかし、第2シングルスとダブルスはタイが取り返し、勝負の行方は第3シングルスへ。ここでインドは、日本戦で会心の勝利をつかんだ17歳のアンモル・カラブが躍動。14本、9本で白星をつかみ、インドが3-2でタイに勝利。初優勝を手にした。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO