前田拳太郎&駒木根葵汰、松本清張『顔』出演へ 武井咲&後藤久美子を襲う“ゲス男”に
2024年1月3日21時よりテレビ朝日系で放送される松本清張ドラマスペシャル 『顔』の追加キャストとして、前田拳太郎と駒木根葵汰の出演が発表された。 【写真】『わたしのお嫁くん』の“あざとかわいい”前田拳太郎 後藤久美子と武井咲がW主演を務め初共演を果たす本作は、これまで幾度となく実写化されてきた原作を脚本家・浅野妙子が現代版にアップデート。覆面アーティストの井野聖良(武井咲)と殺人犯を目撃した弁護士・石岡弓子(後藤久美子)の、追いつ追われつのサスペンスが描かれる。共演には、上川隆也、陣内孝則、緒形直人らが名を連ねた。 2021年に放送された『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)で、五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役を演じ、ドラマ初主演を務めた前田。そんな前田が本作で演じるのは、武井演じる聖良の“元カレ”で、同じ事務所に所属する駆け出しの俳優・森尾亘。かなり嫉妬深い性格で聖良のことも自分の意のままにしようとする束縛男だ。デビューを間近に控えた聖良から別れを切り出されると逆上し、聖良のあられもない姿を撮った動画を武器に聖良を自分のもとに引き留めようとする。 リベンジポルノやDVもする森尾という役柄について、前田は「今までに演じたことのない役で、役作りにはかなり苦戦しました」と語った。 一方、2021年にスーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日系)で主人公の五色田介人/ゼンカイザーを演じた駒木根が演じるのは、不良グループのリーダー・和田友彦。弓子の娘・紗由美(吉柳咲良)が裸にさせられている写真を入手した和田は、それをネタに弓子に金を払うよう脅しをかける。その動画は思いもよらぬ者の手にわたり、さらなる波紋を呼ぶことに。 駒木根は、和田というキャラクターについて「他人だったら嫌だなぁ。と思うほど心の内が分からない人間」と評した。 そのほか、上川演じる刑事・進藤薫の相棒刑事・朝永弘役に若林時英、弓子の弁護士事務所のスタッフ・矢野彰役にゆうたろうらが名を連ねた。 ■前田拳太郎 コメント 出演が決まった時の気持ち、脚本を読んでの感想 とても豪華なキャストの皆さんと共演できるということで一緒にお芝居ができるのかとすごくうれしい気持ちでした。初めて脚本を拝見した時は、それぞれのキャラクターが抱える思いやスリリングな展開に釘付けになり、映像になった時を想像してとてもワクワクしました。 森尾亘という役の印象、演じる上で心がけたこと 森尾亘という役は、今までに演じたことのない役で、役作りにはかなり苦戦しました。接する相手によって印象がかなり変わるようなキャラクターなので、その理由や意味を考えて演じました。 撮影現場の雰囲気 今回の作品は『仮面ライダーリバイス』のプロデューサーさんと同じでしたので、どこか懐かしい気持ちでした。現場でもライダーのお話などさせていただきましたし、お芝居の中にも懐かしの要素が入っているかもしれないので、ぜひ皆さんにも探していただきたいです。 武井咲の印象 ご自身にとてもストイックで、周りへの気配りができる優しい方という印象です。武井さんのお芝居に対する姿勢や熱量を見て僕自身たくさんの刺激を受けました。 今回武井さんとご一緒するシーンが多く、最初はとても緊張していたのですが、とても気さくにお話ししてくださいました。 視聴者へのメッセージ サスペンスドラマならではの急展開なストーリー、そして後藤久美子さん、武井咲さんのお2人が魅せるお芝居。序盤から目が離せなくなるようなドラマになっていますので、ぜひお楽しみに。 ■駒木根葵汰 コメント 出演が決まった時の気持ち、脚本を読んでの感想 新春ドラマは初だったのでとてもうれしかったです。後藤久美子さんと武井咲さんのW主演でとても驚きました。“松本清張ドラマスペシャル”にも緊張感が張り詰めました。読めば読むほどニヤニヤしてしまうような脚本で、和田という人間をどう作っていくかを楽しむことができました。 和田友彦という役の印象、演じる上で心がけたこと 他人だったら嫌だなぁ。と思うほど心の内が分からない人間です。見てくださる方々にも嫌なやつだなと思われるように演じました。 撮影現場の雰囲気 そんなに多くの撮影ではなかったのですが、後藤さんを中心に落ち着きながらも和気藹々としていました。 後藤久美子の印象 とても気さくで、撮影の合間にもクスッと笑えるようなお話をしてくださいました。 視聴者へのメッセージ 後藤さんの復帰作でドキドキ、ソワソワするような展開になっています。そんな中で、僕が演じる和田も後藤さん演じる石岡弓子にいろいろ仕掛けていきます。盛りだくさんなドラマですのでお楽しみください。
リアルサウンド編集部