伊達朱里紗

　さも当然のように、難しい待ちをツモって見せた。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2024」予選1stステージが6月10日に開催され、F卓の第1試合、伊達朱里紗（KONAMI麻雀格闘倶楽部・連盟）が決めた親満貫にファンが「すごいわー！」「麻雀の化身w」と歓声を上げた。 【映像】難所も余裕のツモ！伊達朱里紗、三色同順で親満貫のシーン 　場面は東2局2本場。前局に親満貫をツモり、トップ目に立った伊達にまたもチャンス手が入る。平凡な配牌にツモが効き、7巡目に123の三色同順が確定したテンパイだ。待ちはペン3筒、ドラもなくこのままロンなら3900点。一気に勝負を決めるべく、伊達はリーチを宣言した。 　カン2索、ペン三万と急所を埋めてリーチ。最後も苦しい形だが、なぜか伊達ならばツモる予感がするというのも視聴者の正直なところだろう。「うわああ」「つえええ」「王様タイム」「いけー！」と沸く中で、涼しい顔でこの3筒をツモり上げた。リーチ・ツモ・三色同順で1万2000点（＋300点）を獲得だ。 　麻雀牌のほうからアガってくれと言わんばかりのツモ。王者の風格すら漂う伊達にファンは「まじかよ！」「やっぱ最強」「これが伊達」と多数の反響を寄せた。実況の古橋崇志（連盟）は「強すぎるぞ！」と嫉妬にも似た声を上げ、解説の三浦智博（連盟）もまた「強すぎるな…」と脱帽していた。 ※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会 ◆Mトーナメント　プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初となる冠大会で個人によるトーナメント戦。現Mリーガー36人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者24人、計60人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手は、予選2ndステージからシード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、ファイナルステージに分けて行われ、それぞれ2位までが次のステージに進出。セミファイナル（ベスト8）、ファイナルを経て優勝者を決める。 （ABEMA/麻雀チャンネルより）