長嶋一茂、28年ロス五輪の大谷翔平を「見たくない」と語ったワケ
タレント長嶋一茂(58)が22日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。2年連続のMVPを受賞したドジャース大谷翔平投手(30)の未来について語った。 【写真】MVPを喜ぶ大谷翔平、真美子夫人とデコピン 番組では2028年にロサンゼルス五輪で野球が追加競技として復活することを取り上げた。長嶋は26年にWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)があると指摘した上で「僕はかねてからWBCがあるのならば、オリンピックの野球にはちょっと疑問なところが僕自身はある」と持論を展開した。 続けて「やっぱり大きい大会の後に調子崩すんですよ、多分。WBCの後も大谷選手大丈夫かなと思ったんだけど、そこは全く当てはまらなかったです」と語った。 さらに「WBCは春先にあると思うんだけど、(五輪は)夏一番大事な時にあるので。ここでそれなりに短期間でパフォーマンス出さなきゃいけないんで。大事なオンシーズン戻った時ね、メジャーの。9月10月の時に調子を崩してるかもしれない大谷選手を僕は見たくないなと思うんですよ」と言った上で「ファンとして大谷選手がすごいのは分かってるから。あんまり沢山、すごいシーンをよくばりたくないなと。個人的には思う」と打ち明けた。 そして「個人的には当然僕も見たいんですよ。でも、大谷選手のことが心配だということ」と補足した。 全米野球記者協会(BBWAA)が21日(日本時間22日)、両リーグのMVPを発表した。ナ・リーグ最終候補に選出されていた大谷は2年連続、史上12人目となる3度目、史上2人目の両リーグ受賞となった。 大谷は昨年9月の右肘手術の影響で、今季は打者に専念。打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁をマークし、史上初の「50-50」を達成した。